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2013年4月19日金曜日

すごろく小説に明日はあるか (前編)

すごろくのイメージ(フリー素材)
予測変換機能というものがある。
これから何を入力するか、予測して、提案をしてくれるのである。

これは使えそうだ。予測変換を使って、小説を書いたりしたら面白いのではないか。


◯ルールを作る

ひらがな50音表(フリー素材)
さて、予測変換を使って小説を書く前に細かいルールをつくっておこう。
例えば、今、わたしが「る」の文字を入力したら、候補の一番上に「ルール」が出てくるはずだ。
予測変換は、辞書と入力履歴から作られるらしいので、
これをなんとかランダムに引き出すことが出来ないか。

そこで登場するのが、サイコロと50音表である。

なぜそうなったかは省略するとしてルールは以下のとおり
1 50音表をすごろくに見立てサイコロを振り、「あ」から「お」「こ」から「か」という順にコマを進める
2 止まったマスでもう一度サイコロを振り、出た目だけ変換順位を下げて、その語句を取り出す
  (つまり、予測に「山・山田・野菜・山梨・屋」と出ている時「3」を出したら3番目の「野菜」を使用)
3 1と2を繰り返し「ん」のマスに止まったら終わりとする。(んを通り過ぎたらもう1周)
4 最終的に出たきた単語を使用して小説を作る。

と、まぁこんなかんじで。
濁点や半濁点は同じ文字が偶数回出てきた時につけることとして、
不具合が出てきたらその都度調整すればいいので、まぁぼちぼちやってみますか。


◯実践

1文字目

サイコロを振る。「5」だ。
「あ」をふりだしにして、い、う、え、お、か。「か」でとまる。

再びサイコロを振る。「1」だ。
予測変換は『から』である。よく使いそうな単語であるからここに出てきたのか。

2文字目

サイコロは6と1 予測変換は「と」である。名詞と助詞の区別をつけたほうがいいのかもしれない。

3文字目

サイコロは3と6 予測変換は「ちょっとそれはさすがに乱暴すぎるだろ」である。
なにが乱暴なのかさっぱり分からないが。これはもしかすると、入力履歴から出た言葉ではないか
だとすると、私が会話している、彼(もしくは彼女)が乱雑な人間だとバレてしまうではないか。
ちょっとそれはさすがに乱暴すぎるだろ。
乱暴のイメージ(フリー素材・〈リンク〉)
4文字目

サイコロは1と2 予測変換は「高さで言うと」である。
はてそれは、スカイツリーか自由の女神か、どれくらい大きいのかは分からない。
もしくは気温か何かを指すのかも。エジプトの気温とかのことを。
え、エジプトの気温ってどれくらいって?高さで言うと、21℃(本記事執筆時)

エジプトのイメージ(フリー素材・写真はマヤ遺跡)
5文字目

サイコロは6と5 このサイコロ重心がずれているのではないかとそろそろ疑い始める。
予測変換は「法律で禁止されている行為のはずだが」である。
まずい。これはまずい。「乱暴」がさっき出たばかりなのに。
予測変換君は、何を言っているんだ。
まずい。非常にまずい。これは「あれ」をしなければならなくなる。
まぁ、「あれ」は法律で禁止されている行為のはずだがなんとかなるだろう。

6文字目以降は後半へ続く。

すごろく小説に明日はあるか (後編)

前編はこちら


6文字目

サイコロは4と5 予測変換は「ミスド」
やっと普通の言葉が出てきてくれて一安心である。
ちなみにミスドはTwitterの返しがすばらしいらしい。(ぼんやりとした情報)

ミスドのドーナツ(ミスドの権利者ならばフリー素材として使っていただいても構いません)
7文字目

サイコロは3と1 予測変換は「夢です」
「猿が回転しながら町中を走る。これが今朝のわたしの夢です」
「将来、ノーベル賞と国民栄誉賞と日本アカデミー賞を取ることがわたしの夢です」
どちらのパターンだろうか?

8文字目

サイコロは3と4 予測変換は「歴史」
人類の歴史は常に失敗の連続であった。しかし、学んだことも大きかった。
ちなみにミスドは今年で42年目で、Twitterの担当者は32歳独身のドーもナツ美さんだそう。
上の3行には何の関連もない。

歴史の教科書に出てきそうな写真(フリー素材・前編にも登場)


9文字目
サイコロは6と1 
まさかの1周めで「ん」に止まってしまう。
こちらとしては4~5周くらいして、早く「ん」に止まらないとやばいぞ!っていう展開になる
というつもりでいたのだが、出てしまったものはどうすることも出来ないので、
とりあえず小説(といえるものが出来るかどうかは不明)作りに入りたいと思う。


◯小説化する

今まで出た言葉は以下のとおり
・から
・と
・ちょっとそれはさすがに乱暴すぎるだろ
・高さで言うと、
・法律で禁止されている行為のはずだが
・ミスド
・夢です
・歴史


これらを使って文章を作ればいいわけだが、なにぶん自由度が高すぎる。
50個くらい言葉が集まる予定だったので、予想外の展開である。
まぁ、とりあえず文章をつくってみましょう。







という訳で完成したのが以下のものである。

A氏は僕のことを見つけると、コソコソをこちらへやってきてニヤニヤした
その顔を近づけながら耳打ちをしてきた。「ミスドからCMに出てくれって電話があったんだ」
僕は驚いた。彼に妄想癖があることは知っていたが、ここまで酷いのは見たことがなかった。
「ちょっとそれはさすがに乱暴すぎるだろ」僕はけものを見る目で彼に言い放った。
彼は途端顔をしかめ「いや、本当だ」と口から泡を飛ばして言い返す。
僕もすこしいらついて「夢と現実を取り違えるな。夢ですって自分でいってるようなデタラメを誰が信じるか」そういって、元いた席をたった。「今までの歴史が君みたいな一般をCMに起用する会社なんてないってことを証明しているわけだ。じゃあ君はあれでもやってるかかね。法律で禁止されている行為のはずだが」少し熱くなってしまった自分に気づくと、僕はまた席に座った。
「いや、実はさ、おれ、10億円あたったんだよ。宝くじで。あまり言いたくなかったけど。その金でポンデリングを買い漁ってたら、オファーが来たってわけ」「10億円ってどれぐらいんだよ」「高さで言うと、10メートルぐらいになるかな。たぶん」僕はびっくりした。彼の妄想癖は今や治療しても無駄なレベルに達しているんだ。「おっ、悪い電話だ。すまんが、この話はまた後で」外へ出た彼が乗ったのはあのフェラーリで、運転手がついていた。僕は意識をシャットダウンし、どっきりカメラの札をもったA氏のことを見上げるばかりであった。


ところどころに言葉をちりばめてみたが、そもそも素人の文章なので読めたものではないし、
出てきた語句が少ないことがまず第一に問題である。
すごろく小説は再検討すべき。
そういうことになりそうだ。


◯まとめ
今回は「文体翻訳」につづく言葉遊びシリーズであるが、失敗に終わってしまった。
みなさんも「すごろく小説」を一度試してみてはみないだろうか。
そして、いい作品が出来たら見せていただきたい。
そこにこそ「すごろく小説」の本当の意味が隠されているだろうと思う。

2013年4月17日水曜日

東海道ご当地ドリンクめぐり(とここ最近話題になったスポットの紹介)


日本全国津々浦々
北は北海道、南は沖縄まで
全国いたるところに「ご当地もの」は存在している。

農産物、お祭り、駅弁、ご当地ゆるキャラ、地元のスーパー……etc

今回は、ご当地ドリンクに注目して行きたい。(※左下と右上についてはパレードの回へどうぞ)

ついでと言ってはなんだけれど、

ここ最近、話題になったスポットを(飲み物だけでは地味なので)紹介したい。

1 トーキョーサイダー(東京都墨田区・丸源飲料)
  東京スカイツリー(東京都墨田区)



現在では一段落ついた感のあるスカイツリーブームである。
スカイツリーには東京ソラマチという商業施設が併設してあり、
そこで数々のスカイツリーグッズを買うことが出来る。
例えば、こういうもの。
スカイツリーを模したチョコレートである。
「トーキョーサイダー」もそういった関連商品のひとつのように思えるが、
実際はそういうものではないという。

公式サイトによると、トーキョーサイダーは1947年誕生という非常に歴史のある商品で、
「Tokyo Ciders」という野球チームもあるほどだったが、
昭和の終わりとともに製造を終了してしまった。
しかし、復活してくれとの声が多かったので、2年前に復刻。
現在では、スカイツリーバージョン(写真)の製造も行なっているという。
味の方は、まさに昔のサイダーといった感じ。何かで割ってもいいかもしれない。


2三ヶ日みかんジュース(静岡県浜松市・JAみっかび)
 新東名高速道路ネオパーサ浜松(静岡県浜松市)



遅ばせながら、新東名高速道路に乗った話をしたい。

うわさには聞いていたが、新東名はとてもいい。
なにがいいかって言うと、振動が少なくて、急カーブもない。

SAも整備されている。というか、観光地のようだ。
ネオパーサ浜松(写真右・パーサとはPASA=パーキングエリア・サービスエリアのこと)
はピアノを模したデザインになっているらしい。
そこで買ったのが、三ヶ日みかんジュースである。
なんと地元のJAが作っているということだ。
果汁100パーセントというと酸っぱくてとても飲めないイメージがあったが、
これは甘いみかんをそのまま濃縮したような感じでおいしかった。

3みっくちゅじゅーちゅ(大阪府大阪市・サンガリア)
 あべのハルカス(大阪府大阪市)


「いち、にい、さんがりあ」のテレビCMで有名なサンガリア
実は大阪の企業だということをご存知だろうか?(というか、サンガリアを知っていますでしょうか)
関東圏ではあまりみないメーカーであるが、
大阪近辺のスーパーなどではよく見かけるイメージがある。

更にいうと、ミックスジュースも大阪の飲み物である。
理由はよく知らないが、大阪近辺には独自のミックスジュース文化が存在するのだ。
それをラムネにしたのがこれらしいが、「ああなるほど」と
思わず納得する「みっくちゅじゅーちゅ(法律上名前にジュースが使えない)」っぽさ。
ゲテモノ扱いされる「わさびラムネ」や「カレーラムネ」と並んで売っていたら許されないだろう。

あべのハルカスについてはあまり良く知らないのでコメントできない。
とはいえ、最近「あべ」の時代がきている気がする。
・WBCのキャプテンに阿部慎之助
安倍晋三首相が主導するアベノミクス
・映画アベンジャーズ歴代興行収入がアバター、タイタニックにつぐ3位
あべのハルカス、日本一の高さに
阿部寛、一年間で映画に5本出演

つぎは、20代を中心に安倍川餅が流行るのではないか。もしくは阿部サダヲが。

4 桜川サイダー・能勢ジンジャーエール
(大阪府豊能郡能勢町・能勢酒蔵)



ここまでくると、最近話題になったスポットがなくなってくる。素直に飲み物紹介といこう。
能勢ジンジャーエールは、こういったジンジャーエールの中では飲みやすいかんじ。
桜川サイダーも、結構甘みがありながらすっきりとした飲み口。
どちらも、デザインから何から手を込めたなという印象。
会社が今年で創業301年(!)という老舗には思えない。

5 スマックゴールド(広島県三原市・桜南飲料)


今回は、「ご当地ドリンクめぐり」ということであるが、
このスマックは、ショッピングセンターなどにある駄菓子屋風の店でよく見かけることがある。
「クリームソーダ」とはいうものの、乳酸系飲料であり、
どちらかというとべたべたする甘さ。


ちなみに起源は「パレード」やコアップガラナ・シーホープと同じように、
多くが家族経営であった中小の飲料メーカーが、大手に対抗して作って統一ブランドということ。
ほかの所でもまだ製造しているのだろうか?



ということで、今回はご当地ドリンク(とここ最近話題になったスポット)特集でした。
コンビニとかで新商品が出るとつい買ってしまうみたいに、ご当地ドリンクは気になるものです。
そのうち、くまモンあたりが飲み物を出して、
ゆるキャラに便乗したご当地ドリンクブーム来ればいいな。